各種療法
保険診療
物理療法
冷罨法(アイシング)・・・主にケガの受傷直後~48時間以内、患部に腫れや熱感など炎症の強い時におこないます。
疼痛緩和と炎症抑制が目的で、通常15分~20分冷やして取り、また冷やすを数回繰り返します。
温罨法(温める)・・・炎症が落ち着いた、または炎症、熱感などが無い場合に患部またはその周辺に温かいホットパックを置く、巻くなどして痛みや筋緊張の緩和、血流を促進してケガの治癒を促します。
電療(低周波や干渉波など)・・・電気刺激により患部及び周辺の筋肉を収縮させ、
血流を促進し痛みの緩和と動きを改善する目的でおこないます。
手技療法(柔整マッサージ・筋肉治療)
施術者の手掌と手指を用いて患部やその周辺の皮膚、筋肉に、さする、こねる、もむ、たたく、
おす、ふるわせる、のばす等の適度な刺激を与え
身体の自然治癒力を促進させ、痛みや機能障害の早期回復を図ります。
急性期(腫れ、痛み、炎症の強い時期)の患部には基本的に行いません、行っても患部の周囲への施術となるので痛みが不安な方もご安心下さい。
固定療法・運動療法
保険外診療(慢性的な肩こり、腰痛など身体の不調改善・リラクゼーション)
手技療法(柔整マッサージ・筋肉治療) 15分・30分・45分・60分
物理療法(立体動態波・ハイボルテージ・マイクロカレント)
※基本は自費の手技療法時に患部の状態に応じて行いますが、急性期の症状には保険内で使用します。
〇立体動態波
通常の干渉波より更に深部かつ局所~広範囲の筋肉に作用しつつ
皮膚への刺激(チクチク、ビリビリ感)が低く抑えられた電療です。
肩こり・腰痛・坐骨神経痛・いわゆる四十肩・テニス肘、野球肘、ゴルフ肘・腱鞘炎
手根管症候群・変形性膝関節症の痛み緩和、運動後の筋肉痛等
慢性的な症状の緩和改善に使用します。
また、神経の流れに沿って通電することで、自律神経を整える作用も期待できます。
※不眠、イライラ、浅い呼吸の改善
〇ハイボルテージ
上記の慢性症状+急性期の痛み緩和、抑制に使用します。
100~150ボルトの電圧を極短時間で患部に作用させるため速効性に期待できますが、
電気刺激は強めに感じます。
〇マイクロカレント
傷ついた筋組織が回復する際に発する微弱な電流とほぼ同じ電流を積極的に流し
傷ついた筋組織の修復を早めるよう作用します。通電刺激がほとんどないのが特徴で
軽度~強度の筋肉痛、重度の筋打撲へ刺激することなく通電できます。
EMS(電気刺激による筋肉トレーニング)
皮膚刺激が少なく、深層の筋肉に作用する電気刺激により
筋収縮をおこす事で特定部位の筋肉トレーニングをします。
身体的・メンタル的な要素で運動ができない、長続きしない方
スポーツや運動が好きで更に鍛えたい・パフォーマンス向上をしたい方
腹筋の引き締め、ヒップアップ等
姿勢や体形の改善維持をしたい方へ。
腹部にあてる際、出力を変える事により腸の蠕動運動を活性化し便秘の改善も期待できます。
操体を主とした身体の歪み・バランス改善 60分
慢性的な首、肩、腰、膝をはじめ各所の辛い痛み、痛みはないけど違和感がありなんだかしっくりこない、気持ち悪い状態の多くが
『間違った身体の使い方・日常動作の悪い癖・筋肉への偏った負担の積み重ね』からくる身体のバランスの崩れが原因と考えられます。
まずは身体各所の偏った筋肉の緊張をほぐし、その人が本来持つ関節の可動域と動きのバランスを取り戻すために行う緩やかな体操や動作を、施術者の誘導と共に行う事で、ご自身の身体にとって気持ちよく、また心地よい動きを探し繰り返すことにより身体を整えていきます。イメージは『内からの優しい矯正』でしょうか。産後の腰痛や不調改善にも適しています。
最終目標は、ご自身で一連の動作と感覚をしっかり感じ取れるようになり、自分でも行えるようになる事と、普段何気なくしている『身体に負担をかける間違った動作や態勢』を見直すことで、痛みや不調の出にくい身体をつくる事となります。
なので、初回~3回目まではゆっくり且つしっかりと動作の感覚と身体の動きを掴んでいただき、その後2回程度の施術である程度の動きを自分でできるようにします。その頃にお身体が良い方向に変化しているのを実感出来ているなら、後はご自身で1日10分程度の操体をすることで身体のコンディションを保ち、2か月に一度くらいの頻度で来院して動作確認と施術者誘導の操体やマッサージを受けていただくのが理想です。